スピーチや人前で話す準備の仕方。+自分のスピーチの支援枠を売るという発想)

キングコングの西野さんがyoutubeで近畿大学での自身のスピーチの裏側の準備について紹介していた。
キンコン西野が近大のスピーチで仕掛けたこと-西野亮廣
https://www.youtube.com/watch?v=hNo1_maRjQQ
非常に参考になり、今後の自分のビジネスにも活かせそうだと感じたので備忘録的に記載しておく。
完全に私個人の解釈が入っているので、本来の西野さんの伝えたかったこととは一致しないかもしれないがあしからず。

【人を動かすスピーチをする準備】

過去の誰より良いスピーチをやってやると決める【目標設定】

スピーチの目標設定。

まずは目標を高く設定して、それに向けて準備する。

状況を分析して、勝ち筋を考える【状況分析】

近大のスピーチはホリエモンとかいろんな有名人や先輩がいる。

それらの内容と比較される。

であれば、そういった大物や古株と真っ向から戦ったらダメ。

スピーチを通して作り出すべき状況を定義する

自分はおそらく近代のスピーカーとしては最年少。

そんな奴が他のスピーカーと同じように偉そうなことを上から言っても勝ち残れない。

であれば、若輩者だからこそ伝えれるメッセージを伝えよう。

訴求メッセージの内容とそのロジックを検討

若輩者だからこそ伝えれるメッセージとは何か。それは、「どんどん挑戦しよう」ということ。

「俺も挑戦しまくっている。失敗もしている。でもそれは後で自分で成功に変えれるから失敗じゃない。失敗がないならどんどん挑戦したほうがいいよね」という論法。

メッセージの伝え方

一番説得力のある方法を考える。

もうそのスピーチの場で失敗して見せて、それを後から成功に変える。ことで、失敗した過去もそこでやめなければ、成功の過程になる(=人生に失敗なんてない。)だからどんどん挑戦しようということを伝えれる。

【準備の時に気をつけるべきこと】

ノープランで行かない。

事前に仕掛けを考え、協力者や関係者に根回しをする。

会場や聴衆の反応をみて、話すネタの選択肢を用意しておく。

エピソードネタはだめ。その聴衆の話を聞く前体験やシチュエーション、考えているであろうことを想定して準備する。

終わりの締め方を用意しておく。

終わりが良ければ良いスピーチだと思われやすい

【その他思ったこと】

この動画の冒頭にあったが、西野さんは自分のyoutubeの動画の前振りの「この動画は〇〇さんのご提供でお送ります。」の部分に名前を入れてあげる枠を広告枠として販売しているよう。(詳しくは知らない。そんな風に聞こえた。)これが本当だとしたら非常に新しいと思った。ブランドがあり、一定のリスナーがいる人の喋りに対して、CMのようにその前振りで軽く、名前を紹介してあげるということを広告枠として販売するという発想が新しく参考にしようと思う。